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SCWOG × SAO 第二のチェックポイント
をテンプレートにして作成
開始行:
ミカたちはシルフ領へ急ぎ、今度はルグルー回廊に向かって...
古森の中にあると言われている。だが、シルフのものがいない...
「地図ではこの森の中にあるとしか書かれていませんね」
上空から、下に広がる古森を見下ろしながらユカは残念そう...
「よし、じゃあ、降りよう。すぐ降りよう。もう空は十分だよ...
空の上だと元気の出ないミカは、ユカにしがみつきながら必...
「……こんなに鬱蒼とした古森だと、場所を把握していなきゃ空...
「おぉ! ユウ! いいこと言うじゃん! 人間に二足の足が...
「……誰の言葉だよ」
「もちろん私の言葉! じゃあ、いっくよ~!!」
急に元気になったミカは、ユカから離れて地上へとグランデ...
「現金な奴だな」
「ふふふ。でも私は楽しいですよ。ユウはこのパーティー、楽...
落ち着いた声でそう言われ、ユウは急に恥ずかしさがこみあ...
「……し、知らないよ。そんなの! 行くよ!」
ユウはそう言うと慌ててミカの後を追ってグランディングを...
「ふふ。ミカもユウも良い人でよかった。このイベントが終わ...
ユカは一人でそう言うと、二人の後を追ってグランディング...
#br
シルフ領の古森の中に入ると、サラマンダー領の古森よりも...
体感温度としてそう感じるのかもしれない。
「よっしゃー! やっぱり地上だと元気百倍だよね!! さっ...
二人が地上に降りるのを確認すると、ミカは急に走り出して...
「お、おい! 勝手に暴走するなって!」
「待ってください~! ミカ~!」
走り出したミカを追いかけて、ユウとユカも慌てて追いかけ...
走っていると、目の前に石の塊が姿を現した。
「なんだこれ?」
「わかんない。でも、これがあると向こう側に行くには時間が...
「まぁ、そうだね」
「よし、壊そう」
「はい!?」
あまりに短絡的な回答にユウは頭痛がした。だが、ミカは本...
「おいおい、ちょっと待てって……」
「お二人とも~! ちょっとこっちに来てください!」
岩を調べていたユカが少し離れたところから声をかけてくる...
ユカの目の前には、岩に切り込みが入っている部分があった...
どうやらこの向こうに通路があるらしい。だが通常は、出入り...
「これって……」
ユウは不自然だと思い口にするが、先にユカが思いがけない...
「おそらく引き戸になっていますね」
「引き戸? え? これドアなの?」
ミカはそう言うなり、隙間に指を入れて右側に力を入れる。...
ゴゴゴゴゴゴゴッ
目の前の岩はあっけなく右側に吸い込まれ、今までなかった...
目の前には一体のオークが戦闘体勢で立っていた。
「……!?」
「……っ!?」
突然のモンスターの登場に、ユカとユウは固まってしまう。...
モンスターが存在していなかったので、油断していたというの...
だがどんな時でも緊張をしない人物が一人。
「モンスター覚悟~!!!」
#br
&uploader(29fbe1e2e420d7cc1aa9c652b4772dd6e972435d_scwog_...
#br
ミカは二人の様子を気にもせずに、たった一人でオークに立...
「わっばかっ!!」
ユウは感情では止めなければと思っても、身体がいうことを...
「ォラァァァァァッ!!」
ミカは剣を構えてオークを切りつける。
「グアッ! グルルルルッ」
だが一撃ではオークのHPを少ししか削ることができない。
(あいつ一人じゃダメだ……動けボクっ)
ユウは一生懸命に自分で自分に声をかける。だが、ユウのト...
できなくなってしまった。
(何で今になって、あの時のことが頭をよぎるんだよ……)
ユウの姉は、あの忌々しいSAO事件に巻き込まれて死んでしま...
目を覚ましたが、ユウの姉は一年もたたずにこの世を去った。...
思っていたが、姉との楽しい思い出もあるゲームを棄てること...
「ミカっ! 今、回復魔法をかけます!!」
「っ!!」
ユウよりも先に動けるようになっていたユカが、いまだ戦っ...
「サンキュー! ユカ。これで元気一千倍よ! 行くわよ~!...
いつの間にかオークのHPはレッドゾーンに来ていた。ユウ...
攻撃をし続けていたおかげだろう。
「これで終わりだ! くらえぇぇぇぇっ!!」
ミカが大降りに剣を振りかざすと、オークの左肩から右腹へ...
「ぐっぎゃぁぁぁぁっ!!!!!!」
絶叫の悲鳴を上げると、オークは目の前から消え去った。
「やったね!」
ミカがガッツボーズをとっていると、ユウがミカの傍に近づ...
「ごめん。ボク……戦えなくて」
「……」
ミカは全く気にしていなかったが、しょげているユウを見て...
「じゃあさ、ミカ姉って呼んでよ。そしたら今回のことは許し...
「え……」
予想外の言葉にユウは言葉を失う。
「でも今、ボクが一緒に戦っていたら、あんたが怪我なんかせ...
「そんなことじゃないよ。私にとっては重要なことだもん」
そう言われてしまっては、ユウは返す言葉を見つけられない。
「じゃ、じゃあ……ミカ姉」
「っ!!!」
ミカは心が最高潮に震えるのを感じて、その衝動のままユウ...
「ちょ、ちょっと!?」
「やっぱり可愛い!!」
ミカはそう言ってユウを抱きしめて喜んでいるが、ユウはそ...
ないにしろ、自分が女性に抱きしめられているというのを視覚...
ユウにとっては妄想が止まらなくなってしまう。
(これがVRMMOじゃなくてよかった……)
そんな事を思いながら気持ちを反らし、平常心を保つユウだ...
#br
その後、三人はルグルー回廊の中をユカの先導で無事に最奥...
そして第一チェックポイントと同じく、スタンプの前にはオー...
「これは……ゴブリンみたいな感じではなく、本気のボス戦とい...
「……あぁ、けど、入り口のオークの時みたいに、もう怯んだり...
ユウとユカが話している間にも、ミカは一人オークキングに...
「こいつは、オークキングなんだぞ!?」
「そんなのわかってるわ。だから先手必勝よ! おぉおぉぉっ...
ミカはユウの言葉を気にせずに、一人突っ込んで行き、いき...
「くっ! 強い敵ほど、作戦を練ったほうが良いのに。ユカ、...
ボクはミカ姉の後を追うよ」
「うん。ミカのことよろしくね」
ユウが少し逞しくなったなと思いながら、ユカは呪文を唱え...
俊敏力が高いユウには攻撃力アップの魔法を。
#br
ミカの暴走があったものの、三人は何とかオークキングを倒...
高いままだったが、このパーティーはこのままで大丈夫なのだ...
#br
次 >[[SCWOG × SAO 第三のチェックポイント]]
#br
----
執筆:如月わだい
企画:スカイプ通話しながらオンラインゲームWiki
ラーミア, yayoi shirakawa ,柊正一
挿絵:柊正一
原作:ソードアート・オンライン
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終了行:
ミカたちはシルフ領へ急ぎ、今度はルグルー回廊に向かって...
古森の中にあると言われている。だが、シルフのものがいない...
「地図ではこの森の中にあるとしか書かれていませんね」
上空から、下に広がる古森を見下ろしながらユカは残念そう...
「よし、じゃあ、降りよう。すぐ降りよう。もう空は十分だよ...
空の上だと元気の出ないミカは、ユカにしがみつきながら必...
「……こんなに鬱蒼とした古森だと、場所を把握していなきゃ空...
「おぉ! ユウ! いいこと言うじゃん! 人間に二足の足が...
「……誰の言葉だよ」
「もちろん私の言葉! じゃあ、いっくよ~!!」
急に元気になったミカは、ユカから離れて地上へとグランデ...
「現金な奴だな」
「ふふふ。でも私は楽しいですよ。ユウはこのパーティー、楽...
落ち着いた声でそう言われ、ユウは急に恥ずかしさがこみあ...
「……し、知らないよ。そんなの! 行くよ!」
ユウはそう言うと慌ててミカの後を追ってグランディングを...
「ふふ。ミカもユウも良い人でよかった。このイベントが終わ...
ユカは一人でそう言うと、二人の後を追ってグランディング...
#br
シルフ領の古森の中に入ると、サラマンダー領の古森よりも...
体感温度としてそう感じるのかもしれない。
「よっしゃー! やっぱり地上だと元気百倍だよね!! さっ...
二人が地上に降りるのを確認すると、ミカは急に走り出して...
「お、おい! 勝手に暴走するなって!」
「待ってください~! ミカ~!」
走り出したミカを追いかけて、ユウとユカも慌てて追いかけ...
走っていると、目の前に石の塊が姿を現した。
「なんだこれ?」
「わかんない。でも、これがあると向こう側に行くには時間が...
「まぁ、そうだね」
「よし、壊そう」
「はい!?」
あまりに短絡的な回答にユウは頭痛がした。だが、ミカは本...
「おいおい、ちょっと待てって……」
「お二人とも~! ちょっとこっちに来てください!」
岩を調べていたユカが少し離れたところから声をかけてくる...
ユカの目の前には、岩に切り込みが入っている部分があった...
どうやらこの向こうに通路があるらしい。だが通常は、出入り...
「これって……」
ユウは不自然だと思い口にするが、先にユカが思いがけない...
「おそらく引き戸になっていますね」
「引き戸? え? これドアなの?」
ミカはそう言うなり、隙間に指を入れて右側に力を入れる。...
ゴゴゴゴゴゴゴッ
目の前の岩はあっけなく右側に吸い込まれ、今までなかった...
目の前には一体のオークが戦闘体勢で立っていた。
「……!?」
「……っ!?」
突然のモンスターの登場に、ユカとユウは固まってしまう。...
モンスターが存在していなかったので、油断していたというの...
だがどんな時でも緊張をしない人物が一人。
「モンスター覚悟~!!!」
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#br
ミカは二人の様子を気にもせずに、たった一人でオークに立...
「わっばかっ!!」
ユウは感情では止めなければと思っても、身体がいうことを...
「ォラァァァァァッ!!」
ミカは剣を構えてオークを切りつける。
「グアッ! グルルルルッ」
だが一撃ではオークのHPを少ししか削ることができない。
(あいつ一人じゃダメだ……動けボクっ)
ユウは一生懸命に自分で自分に声をかける。だが、ユウのト...
できなくなってしまった。
(何で今になって、あの時のことが頭をよぎるんだよ……)
ユウの姉は、あの忌々しいSAO事件に巻き込まれて死んでしま...
目を覚ましたが、ユウの姉は一年もたたずにこの世を去った。...
思っていたが、姉との楽しい思い出もあるゲームを棄てること...
「ミカっ! 今、回復魔法をかけます!!」
「っ!!」
ユウよりも先に動けるようになっていたユカが、いまだ戦っ...
「サンキュー! ユカ。これで元気一千倍よ! 行くわよ~!...
いつの間にかオークのHPはレッドゾーンに来ていた。ユウ...
攻撃をし続けていたおかげだろう。
「これで終わりだ! くらえぇぇぇぇっ!!」
ミカが大降りに剣を振りかざすと、オークの左肩から右腹へ...
「ぐっぎゃぁぁぁぁっ!!!!!!」
絶叫の悲鳴を上げると、オークは目の前から消え去った。
「やったね!」
ミカがガッツボーズをとっていると、ユウがミカの傍に近づ...
「ごめん。ボク……戦えなくて」
「……」
ミカは全く気にしていなかったが、しょげているユウを見て...
「じゃあさ、ミカ姉って呼んでよ。そしたら今回のことは許し...
「え……」
予想外の言葉にユウは言葉を失う。
「でも今、ボクが一緒に戦っていたら、あんたが怪我なんかせ...
「そんなことじゃないよ。私にとっては重要なことだもん」
そう言われてしまっては、ユウは返す言葉を見つけられない。
「じゃ、じゃあ……ミカ姉」
「っ!!!」
ミカは心が最高潮に震えるのを感じて、その衝動のままユウ...
「ちょ、ちょっと!?」
「やっぱり可愛い!!」
ミカはそう言ってユウを抱きしめて喜んでいるが、ユウはそ...
ないにしろ、自分が女性に抱きしめられているというのを視覚...
ユウにとっては妄想が止まらなくなってしまう。
(これがVRMMOじゃなくてよかった……)
そんな事を思いながら気持ちを反らし、平常心を保つユウだ...
#br
その後、三人はルグルー回廊の中をユカの先導で無事に最奥...
そして第一チェックポイントと同じく、スタンプの前にはオー...
「これは……ゴブリンみたいな感じではなく、本気のボス戦とい...
「……あぁ、けど、入り口のオークの時みたいに、もう怯んだり...
ユウとユカが話している間にも、ミカは一人オークキングに...
「こいつは、オークキングなんだぞ!?」
「そんなのわかってるわ。だから先手必勝よ! おぉおぉぉっ...
ミカはユウの言葉を気にせずに、一人突っ込んで行き、いき...
「くっ! 強い敵ほど、作戦を練ったほうが良いのに。ユカ、...
ボクはミカ姉の後を追うよ」
「うん。ミカのことよろしくね」
ユウが少し逞しくなったなと思いながら、ユカは呪文を唱え...
俊敏力が高いユウには攻撃力アップの魔法を。
#br
ミカの暴走があったものの、三人は何とかオークキングを倒...
高いままだったが、このパーティーはこのままで大丈夫なのだ...
#br
次 >[[SCWOG × SAO 第三のチェックポイント]]
#br
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執筆:如月わだい
企画:スカイプ通話しながらオンラインゲームWiki
ラーミア, yayoi shirakawa ,柊正一
挿絵:柊正一
原作:ソードアート・オンライン
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